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入間人間先生なにしてはるんですか笑

海の彼方でオタクイベントが花開く! 「C3in HONGKONG」開催!

日本からゲストとして出演したクリエイターには、香港でも大人気の「マクロスFRONTEIR」で監督を勤めた河森正治さんとキャラクターデザインを担当した江端理沙さんのほか、「らき☆すた」の原作者の美水かがみさんと、「電波女と青春男」が香港でも大ヒット中の入間人間さんも訪れ、2人のサイン会も実施された。



入間人間さんのサイン会には、スタッフの予想を大幅に超える150人近い香港のファンが参加。サイン会に参加したファンに話を聞いたところ「サインがもらえてうれしいです。『電波女と青春男』は登場人物たちが個性的なところが魅力的」と話していた




私も行きたかった!


電波女と青春男新刊はもうすぐ発売ですよー!




来週も電撃文庫から目が話せませんねー。

とある科学の超電磁砲がアニメ化のようです

今度のアニメは美琴が主役! 『とある科学の超電磁砲』アニメ化決定だ!!

これは楽しみですね。 釣りで無いと信じたいところです。

となると、禁書目録の第二期もほぼありえるということで良いのでしょうね。

いやはやアスキーメディアワークスから目が離せません!




そういえば今日ついに電撃学園RPG「Cross of Venus」が手元に届きました!





いまから遊ぶのが楽しみです><

考察:「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」という作品があまりにも話題であり、そして人気があるのでがんばっていろいろ考えてみました。
主に「妹萌え」とかに関して。  
リアル妹持ちの方とかに読んでもらいたいですね笑 結構書くのに時間かけました汗



「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」というタイトルをまず見たときに考えるのは、十中八九これは「妹モノの作品」であり、またその可愛いという表現から「記号萌え」に直結する内容だろうと予想することです。

これはオタクなら脊髄反射で2秒もかからず考え付くことで、読み終わってその考えが一変する論理展開でもあります。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』にみるオタクナルシシズム - シロクマの屑籠(汎適所属)

この記事が言うように、一読して『オタクな自意識・オタクな後ろめたさを持った読者を、気持ちの良いナルシシズムの境地へといざなう』ということを真っ先に読者は考え付き、それを意識してしまいます。

そしてこのエントリを見れば、ナルシシズムと呼ばれるもの本質は、自身が移った鏡を利用するのではなく、自身を投影するに値する「鏡の代わりになるもの」とした「キャラクター」を、映し鏡にすることで陶酔できるものだとしています。

なるほど確かにメインヒロインである主人公の実の妹「桐乃」はギャルゲーが大好きで、かつ普段は”一般人を装っている”美少女として描かれていて、そして彼女は本当にオタクっぽい話題で盛り上がる仲間を欲して、かつ薀蓄などを開陳することに快感を覚えるタイプです。しかし、親やクラスメートとのその話題での確執をそれはものすごい勢いで嫌悪し、自分の趣味をひた隠しにし、孤独なオタクライフをすごしているわけです。

確かに、この思考や展開はまさに『オタクの心理や葛藤そのまんま』なわけです。

・オタク扱いされることに怯えている⇒恐怖
・オタク友達が欲しいけれども周りにいない⇒孤独
・オタクの知識を開陳したい、屈折した欲望を満たしたい⇒快感


といったものを感じている人は、物語である『桐乃』の振る舞いや心理を通して親近感を得てることができます。
もちろん!この世の全てのオタクが『桐乃』のような心理や境遇を抱えているわけではありませんが、これらのことはオタクのみならず、誰にでもある欲求なので親近感を少しでも覚える人は少なくない筈です。
なるほど。確かにこの作品のナルシシズムを利用した戦略はうまい。

しかし、私の意見としては、もっと他の要因があると思います。

例えば、「らき☆すた」の泉こなたや同じラノベである「乃木坂春香の秘密」の乃木坂春香はナルシシズム利用という点では『桐乃』と同じ役割を持っていると言えます。
しかし、『桐乃』は読んでるうちに、それらとは確固として違う何かを感じるのです。それはこの作品全体にも言えて、言わば「嫌悪感」にも近い感覚が読んでるうちに浮かんできます。

それは何なのかに気付きたくて原作を何回か読み直しました。そして気付いたことがいくつかあります。

そして私が感じた違和感を紐解くことに関して、そこにはライトノベルというプラットフォームによって支えられた確かな戦略と「小細工」が利いていると私は確信を持って断言します。

まずこの作品、先に例に上げた「乃木坂春香の秘密」と比べて決定的に違う点が一つあります。
(注意:らき☆すたはこの場合ジャンルとニーズ解決の点でして違いすぎるので無視しました☆)

それは、
《主人公がヒロインに対してはまったくもって可愛いらしく思っていない》
点です。

じゃあ何だよこの作品の『タイトル』は! と思う方もいらっしゃるかもしれませんが本当にそうなんです。



一つ広義的な話をさせてください。
それこそ、私にとっての『萌えとは何か?』という話です。ちょっとつまらない話かも。

私にとっての『萌え』とは「自分ルールの一種」です。

これを書くに当たってもういつ読んだか覚えてないブログ記事を思い出しました。最近の記事なんだけど、探したけど出てこない……

良く「俺、実の妹いるから妹萌えとか無理だわ」という台詞を耳にします。
その台詞に対する(一種の)解答が、そのエントリには用意されていました。

覚えている重要な部分だけ抜粋すれば、

『人間の思考は「自分にとってのファンタジー」として物事を記号化するみる力があり、それによってカテゴライズを経たものを「属性」と呼ぶ』

という感じでしょうか。

「相手の人格を無視した属性化」、すなわち「萌えの暴力」と呼ばれる現象は無意識にわれわれオタクの消費に絡み、そして意識的な拡大によって具現化するわけです。

例えば<講談社 堂高しげる著 全日本妹選手権>は読んでて、非常に風刺的だなと感じました。
これは要は、「萌えという記号化がなされた妹といったナニか」を茶化しに茶化しに茶化した作品なワケです。
エロいのに妹だらけでそしてどこか萌えることが「出来ない。」 そんなかゆいところを付く作品であり、当時の「妹キャラだったらなんでもよくね?」みたいな風潮にプギャーしているわけです。

(でも、この「~~だったら何でもよくね?」っていうのが曲者で、それ自体は非常に居心地がいいものなんですよね。 例えばニーソなら何でもいい、眼鏡なら何でもいい、てな感じで。 これ自身は最高のラグジュアリーなわけです。)

脱線する前にちょっともう一つ作品紹介をば。
そう、「妹萌え」や妹が好きな人が個人的に避けては通れないとも言える作品があります。

それこそが<講談社 吉田基己著 恋風>です。



かなり有名な作品で、名前を知っている人も多いと思います。アニメ化もされましたし。

私は原作も大好きなんですが、これを読めば、少なくとも世にいる妹萌えを自負している人は、胸が張り裂けそうな気持ちを感じてしまうはずです。
これほどリアルに「妹との恋愛」というのをテーマにすえて問いかける作品は、私は他にまだ出会ったことがありません。
実際にこれを読んで、それをカテゴライズされた「属性」と割り切れるか、そして背徳感や罪悪感に苛まれるかで、方向性が大きく変わってしまうのです。

(もちろんだがそれがいい!と叫ぶのは簡単ながらもアリな方向性です。要は消費者としての立ち位置の話の一環なので)

ここで何がいいたいかって言うと、属性としてみなされ、「モノのように扱われてきた妹」萌えという名のものは、いつの間にか枠組みを脱して、「シチュエーションを楽しむ」や「関係性や人格としての距離感」や、「キャラクターだけでなくその関係そのものを愛でる」方向へシフトしつつある風潮にあるということです。

これはキャラクターをのべ19人姉妹として用意した「BabyPrincess」に顕著に見られる風潮です。
(参考 Baby Princess 公式HP
もちろんビジュアルや属性設定より、エロい視点で紐解くのはアリもアリアリでしょう。しかし、このメインコンテンツである、ブログを通してリアルタイムに更新される日記情報は、そのキャラクターと共に関係を育て、同じ時間をすごし、「家族の描写」という根源的な幸せ、欲求、救いを「錯覚」させるということに重点を置いたものであることは疑いようもないことです。
これは色物でも、エロ企画でもなく、「家族を主とした企画」なわけです。



話をリアル妹の話に戻しますが、やはりこの現実の人間関係における妹の存在はそんなものから考察するには不可能なわけです。描写も難しい。
たとえば、時に疎ましく感じることもあり、いなくなればいいのに!と思う世の男性もたくさんいると思うんです。しかしながら、やっぱり家族として妹を大切に思う兄の気持ちは確かに存在するはずです。私はかなり年の離れた妹もちなので、その気持ちが痛いほどわかるわけです。

脱線気味の話をまとめると、

・年の近い、そして関係も近い異性だというエロ
・近親であるいという背徳感あるいはタブー
・しかし家族として愛すべき存在


というラインを行ったりきたりするのが世に言う妹モノのオタク文化であり、まぁそこが面白い点なワケです。



そんな中、今回扱う「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」と言う作品は、
《主人公がヒロインに対してはまったくもって可愛いらしく思っていない》点が画期的なわけです。

で  も  !

このヒロイン、ビジュアルと言う点を無視しても「 萌 え る 」んです。

そこでまた、なぜかと考えました。
そこでいくつかの自分なりの答えを見つけました。

それは、これが「ライトノベル(小説)というプラットフォーム」であり、「妹が話のメインを張っていて、主人公じゃない」ことであることです。

前者には「行間」というものが実装されています。もっと具体的に言えば、「ビジュアル化されていない全てのことを想像補完可能」という強みです。

後者は主人公である兄の視点から見えないところで、ヒロインである妹の視点を描くことが出来、かつその視点同士をくっつけたり絡ませたり、時には離したり誘導したりすることが、話に沿って出来るという強みです。

自論で行けば「萌え」は>「自分ルールの一種」であり、そして、主人公の視点によって形成されるその各読者のルールを、時には誘導して操って押さえ込み、無理があるところは「行間」という独自のステップで回避する。
こうすることで共通した流れ、(そして個人で違う補完事項)を作ることが出来、結果として面白さを生むわけです!

非常にうまく出来ていますよね。この作品の成功の秘訣はここにあるんじゃないかなと思います。

ちょっと作品の内容にも触れておきます。
この作品では、妹の桐乃は恐ろしく生々しく描かれています。兄に対する態度、そして趣味バレしても邪険の一点張り。言葉遣いやシカト、そしてゴミを見るかのような視線。

これ以上に妹として生々しい描写が(ライトノベルに?)ありますでしょうか。

ぁ、ツンデレなんだ、と思うかもしれません。

ところがどっこい油断するなよ兄者……ここまでリアルに描写された妹が、

デ レ る わ け な い だろ!

(つまり行間を読めってやつです)



正直萌え要素について前半つらつらと書きなぐった私ですが、なかなか萌え的なものを見つけるのが大変な妹さんです。
しかし、だからこそ、最後の最後、 物語を締め括るあの台詞が読者の頭にスゥーーーーンッ!と入ってくるんです。そう、つぶやくしかないんですあの台詞を。

イラストやタイトルに釣られて買う人も多いと思います。タイトルなげーよっ!と思うわけです。
そして読み終わった後、こう思うはずです。

「なるほどこの作品のタイトルはこれ以外ありえない」

と。

各エピソードも非常にリアルで、非日常的なことは出てきません。突飛じゃないという表現が正しいですかね。

自分の妹がこれだけの窮地に立たされて、果たして救いの手を伸ばせるのか。死ぬほど怖い怒り狂った父親と相対した妹の前に、悠然と立ちふさがれるのか。恋人でも、住んでる町でも、世界でもない、妹を救うために行動を起こせるのか。

主人公の行動は、同じ妹をもつ兄として尊敬の念を感じてしまうんです><
ところどころでない生々しさがこの作品にはあります。オフ会での態度、家族へのオタバレ、口に出せない自分への憐憫と侮蔑。

イタイイタイイタイ。

もちろん、桐乃という妹が兄を本気で嫌ってはいないってことは火を見るよりも明らかなわけですが、そんないままで無視し続けた兄に妹がヲタバレをし、そして協力を仰ぎながらもその実態は「みているだけでいい」っていうのはつまりそれが最終手段に他ならないわけです。

これはちょっと、鳥肌ですよ?

まとめるほどまとめれないんですが、要はライトノベルって売れるのにちゃんと理由とかありそうで難しいねーって話です。
なんという未解決事件。



さてこの話題の一冊を自分なりに紐解いてみたんですがいかがでしょうか。
もちろん読む人が読めば「つまんねー」で終わる作品かもしれませんが、アキバBlogやかーずSPでここまで大々的に紹介され、売れている作品が勉強にならないはずがない。そんな思いでこの文章を書きました。

なんていうかまさに「駄文」エントリでごめんなさい笑

最後まで読んでいただいてありがとうございました。ではではー。



とらドラ10!感想&考察 【ネタバレ注意!】

 
ネタバレが多分にあるので注意!

どこよりも濃い!をモットーにとらドラ10!の感想と考察を載せていこうと思います。

しょっぱなからガンダムネタでお茶を濁しつつ始まった最終巻ですが、エピソードごとにちょいちょい書いていきます。



1.最初の導入部「実乃梨の家」
これって実乃梨の家……ですよね?たぶん。 弟の名前「みどり」かぁ……きゃわいいですね笑 
13ページにある、

この手が触れた熱が、今も塗り重なる色鮮やかな想いが、交わされた言葉の記憶が―――

と言う一連のくだりが、9巻の廊下での竜児とのやりとりを暗示しているようで切ないですね。あのときのジャイアントさらばや、こぶしで触れ合った、誓い合った友情が、というところですか。
しかし白い息とか雪とかの描写は本当に綺麗ですねぇ。 黒塗りの車と言う小道具の不気味さと対比させていてほんとおみそれです。


2.二人の逃避行1
ここ、竜児の心情がリアルで痛々しく描かれているわけなんですが、もちろん大河もおんなじことを考えていそうですよね……握った手から伝わる思い、伝わってくる想い。 やばいですすでに切なくて死にそう笑


3.北村のバイト
このバイト知ってる! やってたやってた笑
北村を地の文で読むと本当に頭が良いことが解りますね。 ひらめくように物事を考え、そして思いつく様が……
これだけしっかりしていれば木原とかも報われるんですけどね笑

あと、飛行機の燃料サーチャージへの言及。
海外に行く理由はもう100パーセント、「あの人」に会いに行く以外ないでしょう笑 あーかわいい!


4.二人の逃避行2
ここまでのことをやって、しかも母親をあそこまで傷つけといてグチグチグチグチなんてガキなんざましょ!
と思わなくないけど、竜児がこの時点で本当に怖いと思っているものの正体はなんてことなかったんですね。
そのことを考えると、大河のドジとかどうでもよくて、やっぱりその後の大河の竜児に「言わなかったこと」が傷口にグサリ。
というか、大河の台詞がいちいち竜児にダメージを与えているんですよね笑 この淡々とした絶望感を漂わせた大河、嫌いじゃありません汗
そしてそれにあてられて折れてしまう竜児。 
もうここに、あの時二人が見えていた星座はないわけです(その描写もアリ。竹宮ゆゆこにぬかりなし!!)
でも、確かに輝くものはあったんですよねー ものすごく近くに。 あの時は見えていなかったけど。

そしてあのキス描写ですよ。 正直男性の小説書きと女性の小説書きにここまで違いが出るとはいやはや。
必見です!!!

ここでの描写が妙に子供っぽいのは狙ってるんですかね。 うきうきが止まらなくなりました。

特に橋から飛び降りるシーン。
これ、映像化したらアニメ史に残るラブラブシーンですよ!?


5.見ていた亜美
だーかーらー。 痛いって笑  8巻の実乃梨と同じ感じですかね。
特筆すべきは北村の把握っぷり。
亜美も北村も、物事をしっかりみちゃってるからここまでの対応が出来るんだと思います。
北村の緊迫した声を聞いて傘も持たずに飛び出す亜美萌え。 萌えですよこれは。

こうしてみると、コメディたっちに描かれる台詞一つ一つに切ないメッセージがこめられている様な錯覚とも取れる感想が思い浮かびます。
なんか面白い掛け合いなんだけど、ジーンと来るというか。

「あたしの方が風邪引きそうなんだけど」
コートの中で身を寄せ合って震える奴らを眺め、こっちは一人だしさ、とついつい口に出しそうになる


ここで死にました。
今回で一番キたシーンかもしれない。 亜美は神。


6.合流
メインが再び合流するシーン。
9巻でもそうだったように、竜児の、そして大河だけでなく全員の、「未来への希望や指針がお互いに影響されあって決められている」というメッセージがこめられていると思います。

大河は母親のことを「マ……」と呼びかけているんですよね、その後すぐにババアと訂正しましたが。
竜児が言うように、クリスマスや文化祭での話を見る限り、父子よりも母子の関係の溝が深いと思われていましたが、実際のところ娘である大河にはたいした違いはなかったのかもしれません。
大河の歯が浮くようなノロケとも取れる話に対する皆の反応に注目してください。
亜美、良く耐えたな……

やっぱり私は、どこからどうみても亜美と北村にリアリティを感じないんですよねあんまり。
この二人が大人として描かれているならともかく、親友だったりライバルだったりの属性がついててそれを邪魔しています。むしろそこが狙いなんじゃないかといわんばかりです。
特に、北村が竜児に「俺は一生、お前の味方だ」的なことを言うシーンと、亜美の別荘の鍵を渡すシーンとか。
立ち向かうべきは(お互いの)母親のエゴだったりするわけですが、こういう物語のイベント進行に即したキャラクターが必要なのはわかるんですが……なにかを暗示しているんでしょうか?(深読み?)


7.竜の児 覚醒
ライトノベルを読むに当たって、実に様々な「明るい未来の表現」を見てきましたが、ここまでパラダイムにシフトしてくる表現もないですね笑
母親に捨てられた状態でこれ以上にない絶望を味わう。そして掃除(日常や心情の整理を象徴している)をしながら自分に都合の良い未来を妄想し、「浮上」する。
P113にある、

痛みも悲しみも、ここにある分は全部、―――


「ここ」っていう指示語の先を考えると深いです。とっても広い意味ですよねこれ。

一応言っておきますが、正しいとか間違いとかという議論よりも、自然か不自然かと考えたら、間違いなく「泰子の方が自然」であって「竜児のほうが不自然」だと思います。残酷ですが。

自分のいやなことや傷から逃げ、恋人のために「家」や「家族」を捨てようとした竜児

自分の今までの生き方そのものだった息子に「お前がいままでしてきたこと(自分を産んだことも含めて)全て間違っている」といわれて竜児を捨てた泰子

後者は、最終手段(親族への手がかり)付き。
正しいとか間違いとかの議論が難しいことが伝わりましたでしょうか?
因果応報という言葉が出てきますが、この小説の、もはや「テーマ」といってもいいくらいのことがわんさか出てくるシーンですよねここ。

親と子の連鎖や、大河の言っていた「大破壊」。 全ていやになって暴れる竜児。
そして。
進んだ時間を巻き戻そうとしてるかのように、自分で壊し、汚した家を掃除し始める竜児。

「見えた」悲しみを拭うことはできる!という意気込みが文章からひしひしと伝わってきます。

大河が家や家族まで捨てて防ぎたかった「大破壊」の逆はなんなのか。
それを考えた時、竜児はまっすぐ前を見据えていたんだと思います。

ここは、私にとってはとっても勉強になったシーンでした。お見事。
(でもぶっちゃけるとほんと、自業自得ですよね。 竜児が悪い。ほぼ全部ね。)


8.学校のシーン
学園モノだということを思い出させてくれるシーンでした笑
実乃梨の心配は常に未来に向いています。9巻からすこし大人になっている印象がありました。
「親友として」実乃梨を励ます竜児の姿がとっても印象的です。 背中を叩いて『みのりん』と初めて呼ぶ様は切ないです。そして復活する太陽。
なんていうか久しぶりになごみますよねーこういう普通のクラスメイト同士の掛け合いが笑
そして独神のターン。 やばい。 ホント最高だった。

「私は母親よ!」
「私は担任です!」


かっこよすぎです。この教師。

でもここでの大河の母親の発言は違和感ありありでしたね。 こんなにもウザキャラ強調されたキャラなのにあらあらまあまあしおらしくなっちゃって……
というか言ってることもやってることも最低なのに、そしてそれが無自覚だったらもっと最低なのに、「自覚している」って言う描写はさすがに焦りました。
あれ、これって和解ルートありなんじゃ?と読者に思わせてしまうと思うんですが……まぁ実際和解ルートが示されてもどうにもならない展開だったといえますが。

そして二人の二度目の逃避行はクラスメイトみんながグルってところに開放感!
一度目とは違う演出が粋ですよね。
というか春田……グッジョブ過ぎるんですが。 どうしちゃったんだろう笑


9.立ち向かうべき「親の」エゴ
親というのが「親の親」のことも指しているのが見事なギミックです。
ここではただひたすらに「幸せ」であることが雰囲気で解ります。むしろ、ここで泰子が自分の親と和解して、そういう未来もある、と示しているのではないでしょうか。
もちろん、竜児と大河は別の道を選んでいるわけです。

泰子と、その家族の掛け合いで、思わずほろっときてしまいました!
だめですね……他のシーンはなんとか我慢できるのにこのシーンは鳥肌が立つほどの幸せが満ちていてなんていうか切・な・い!です><
母親失格と言いながらも、大河に対してしっかり「ありがとう」と言うあたりがさすがです。
やっちゃんは最後まで本当の意味での母親になれず、最後に「親の娘」として、息子と向き合った形になったわけですが、そんなのもありかなと思わず思ってしまいます。

ここで、竜児の思い描いた遠大な望みが明らかになります。
それは途方もない希望で、そして確かにハッピーエンドにふさわしいですが、どこかエゴイスティックです。
そうして絆は結ばれていくんだなぁと思うと感慨深いですね。

「忘れないよ、永遠に」という大河の台詞が切ない。
その向かう話題はしょーもないモノでも。

なんかさっきから切ないしか言ってない気がする笑

大河を意識して、そしてキスしたことを思い出してしまう竜児。
川に落ちたことも一緒に思い出して耳を覆ったり、首を動かしたりする描写がかわいいです!

そして……朝チュンがない……だと……?
せめてインコがいれば!インコが――!(何


10.合流-1
やっぱりこのシーンは蛇足じゃなかったわけですよねー。
要は、どこまでたっても、どれだけ仲良しで通じ合っても、真に重なることはできない。そういうことなんだろうと思います。

亜美が号泣するシーンがあってボカァ満足です。
やっぱりこういうフラストレーションを解決するシーンがないと完璧超人になってしまいますからね。

ここでほぼ、亜美の見せ場が終わってしまうわけですが、9巻のあのヒキを見れば、本当は実乃梨が亜美を癒してくれたらいいのになーと思ってしまいました。
やっぱり亜美のことを真に揺さぶれるのは実乃梨だけだと思うので……

というか結局亜美の恋心の行方だけが……これも青春ってことなんでしょうかね。

ただ、やっぱり大河が竜児の前を立ち去った理由がほとんど「行間」に存在するところで読者はポカーンとさせられてしまう……

みんな、それぞれの道を行く、けど。 


11.大団円

――この世界の誰一人、見たことがないものがある。


さてこれは現在形。 1巻の時も「現在形」

でもP238からP239にかけては……?
……そういう解釈でいいのでしょうね。たぶん。

しかしこの1巻初出の文章ですが、

手に入れるべきたった一人が、ちゃんとそれを見つけられる


とあるのに、最後が複数人なところがニクイ!



・総評
やはり10巻かけて読み終わった後のカタルシスは筆舌にしがたいものがあります。
表現するなら「筆舌を絶する」ってやつですか?

トンでもない作品を読み終わったんだなという感覚が後に残りましたね。

しかし不満と言うか不完全燃焼点としてあえてあげるとすれば、
やっぱり大河の母親の扱いと亜美の扱いという2点ですかね。

大河の母親が完全に悪役として機能しないのは十分承知しているのですが、このままだと「あえて言うなら原因は恋ヶ窪ゆり(三十路)」な状態に……
大河が2月から4月にかけてどれだけがんばったか、幸せを掴もうとあがいたのか、を今後描いてほしいです。

あと亜美。 本人が言うように、かなり不幸ワーストランキングを突っ走ってるので補完がほしい!><
こんなところですか。
ちなみに私はご都合展開が大好物なので!


恋やスポーツの青春モノと思わせといて、
家族問題などを織り交ぜてきたこの作品ですが、

・9巻で竜児が気付いたこと。
・泰子に捨てられて竜児が自宅で気付いたこと。
・そして、214ページから218ページまでに書かれていること。


が一番メッセージとして大切だったんじゃないかなと私個人ではそう思います。

最後になりましたが本当に良いものを読ませていただきました。
確かにこれは、

超弩級ラブコメでした!


竹宮ゆゆこ先生の次回作を 
   
   期待しています!



amazonで1位! おめでとうございます。



おまけアニメがめちゃくちゃ面白かった笑


PS:
ということでスピンオフはまだですか!!!!!><

電撃文庫新刊情報きましたねー

電撃文庫
5/10発売
狼と香辛料 XI Side ColorsII 【著:支倉凍砂/絵:文倉 十】
電波女と青春男 (2) 【著:入間人間/絵:ブリキ】
オオカミさんととっても乙女な分福茶釜 【著:沖田 雅/絵:うなじ】
森口織人の陰陽道 巻ノに 【著:おかゆまさき/絵:とりしも】
スイート☆ライン 【著:有沢まみず/絵:如月水】
シニガミノバラッド。アンノウンスターズ。 (2) 【著:ハセガワケイスケ/絵:山本ケイジ】
放課後限定勇者さま。 【著:七飯宏隆/絵:八重樫南】
らでぃかる☆ぷりんせす! せかんど 【著:周防ツカサ/絵:赤人】
ラプンツェルの翼 II 【著:土橋真二郎/絵:植田 亮】
葉桜が来た夏4 ノクターン 【著:夏海公司/絵:森井しづき】
とぅ うぃっち せる! 【著:一色銀河/絵:ひづき夜宵】
Kaguya4 ~月のウサギの銀の箱舟~ 【著:鴨志田一/絵:葵久美子】
クリスナーガ 【著:小林三六九/絵:ポコ】
九罰の悪魔召喚術 【著:折口良乃/絵:戌角 柾】


出すぎでしょう笑
てかラプンツェル2巻出るんですねー…… 8割登場人物殺した状態でどうするんだろう……
まぁオオカミさんと電女春男買っとけばおkな気がします。

電波女と青春男はまたこのブログで考察書こうと思いますのでお楽しみにー
(誰が楽しむんだろう……自分か笑)


入間先生といえばみーくんまーちゃんの新刊あらすじがカオス。 ↓


さようなら、嘘つきさん。こんにちは、『物騙り』役の私。
◆嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん7 死後の影響は生前
著/入間人間 イラスト/左 定価:536円

  突然ごめんあさーせ。
  嘘つきさんが舞台から退場して、どれくらい経ったかしら。私、嘘つきさん
 に代わって、『物騙り』を任命されたものですの。何で私なのかしら。認めた
 くないのだけど、きっとあの嘘つきさんとよく似ているからでしょうね。
  では些か僭越なのだけれど、これから我が平和な町で起こった愉快な殺人事
 件をご紹介するわ。
  ……あら、自己紹介がまだだったかしら。
  私の名前は大江湯女。
  騙り部であり、誰よりも自らを知るアンノウンな十八歳であーる……嘘だけ
 ど。うーん、私にはまだまだ使いこなせないわね、これ。



ゆめさま……主人公……だと……? 萌え死ぬ可能性大につき注意笑
というかこれで柚々とか透と絡めば神展開が確定したわけですが!


あとこれですね↓

おめでとう、キミの本当の家族はここにいたんです!
◆Baby Princess(1)
著/公野櫻子 イラスト/みぶなつき 定価:578円

  電撃G'sマガジンにて連載中、19人姉妹が公式ホームページでつづる日記も話
 題の家族企画から、ついに書き下ろし小説が登場☆ 高校一年生の主人公・陽太
 郎は、なりゆきから知り合ったばかりの美少女・ヒカルの家族と同居することに。
 目を見張るような大豪邸で陽太郎を迎えたのは、18歳の長女から0歳の赤ちゃん
 までズラリと並んだ19人姉妹☆ ムギュムギュあり、いけないハプニングあり(!?)、
 とびきりの美少女たちと暮らす甘~い新生活は、もうドキドキが止まりません
 (鼻血)☆ なにはともあれおめでとう、キミの本当の家族はここにいたんです!



陽太郎って誰ですか? トゥルーの私が改名したんですかね?
ということでヒカルメインの話がありそうです。


PS:
カブトボーグハマりました!

トムキャットレッドビートルかっこいいよぉおお>

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