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電波女と青春男読了&感想考察。

とりあえず今月の電撃文庫は5冊くらい読みましたがレビューを書こうと思ったのは1作だけ。

とらドラ!でもオオカミさんでもバッカーノ!でもない。

そう、『電波女と青春男』 (入間人間 ブリキ) ですよ。

さっそくどうぞ。



【キャラクター&システム考察】
主人公が相変わらずのキャラ。しかし壊れていない。
それよりも特筆すべきは女性キャラクターのシンボル性。

神秘の象徴:藤和エリオ
日常(昼)の象徴:御船流子
日常(夜)の象徴:前川さん
母性の象徴:藤和女々


青春ポイントというシステムが導入された大きな役割として、完全なる「主人公の感覚」のデータ化にあると私は踏んでいます。
青春ポイントのエフェクトを受けた経過を少しまとめましょう。

主人公自身(つまりその他):-3+3-5-3+1+2+5
エリオ:-2+1-2+3-4+1+1
リュウシ:+2+1+3
前川さん:+1+1
女々:-5


主人公:減算3回 加算4回 合計0
エリオ:減算3回 加算4回 合計-2
リュウシ:減算0回 加算3回 合計+6
前川さん:減算0回 加算2回 合計+2
女々:減算1回 加算0回 合計-5


総合計青春ポイント+1で幕引き。

目に付くのはやはり主人公とエリオの増減が同じ点です。
つまり、この理論で行くと主人公は自分自身と同じくらいエリオから感情の影響を受け、それに共感し、同情していることが解ります。だからこそ取った「I can not fly.」という行動であり、これはエリオをエリオ自らが作った神秘の殻から無理やり引きずり出すという行為を生んだ、と考えるのは深読みでしょうか。

『 でもお前はまだ、壊れてないと思ったから。
まだ引き返せると思ったから。
だから破壊しちゃったのだ。 』



この台詞はこの作品の根底にあるものをありありと浮かび上がらせます。
みーくんまーちゃんで出来なかった「救い」がここには込められているのです。

また、女性陣のシンボル性と青春ポイントの増減を照らし合わせれば、主人公の人生観における感情の揺れ動きが、それぞれどのシンボルでどの程度動いたかが解る、 と思います。 全部推測ですが笑


物語中、主人公は流子に問います。「神秘とはなにか」と。
その時の流子の答えが深層の真相であり、真理の心理なのでしょう。



【でもって】
読み終わってやっぱり田中ロミオの『AURA』と似ているなという感覚は確かにありました。
でもそれでこの作品を叩いてる人はいったいなんなのしぬのっていう感じですね。

最も大きな違いは、徹底的な「起承転結」と「カタルシスへの過程」です。

AURAはほぼ同じ境遇の経験から救いの手を伸べるのに対し、この作品は、主人公という外の事象が、完全なる外側からヒロインのすがっていた「モノ」を破壊する作品なのです。

ありていに言えば、「鬼畜度合い」が違うのです。



【気に入ったシーンとか】

「よーし、よーし、よーし。」
よ――――――、し! 


って言うところとかですかね。

なにかにすがる事は醜いけど正しいこと。だけど、だからこそ壊した先に新しいなにかが生まれる。

そんな「今自分が許せないこと」を許容せず、立ち向かうことで現状打破する。 もちろん今回は主人公がヒロインの現状を無理やり打破してしまったわけですが。


続巻出るんでしょうか? 設定的には出なかったらもったいないですね。


でも結局この作品を最も楽しみたかったら、単に「萌え小説」と読めばいいんですよね。

青春ポイント導入に当たっていろいろな考察が出来ると思います。考えは人それぞれ。

あーでも読みにくかった笑 2時間半くらいかかったのではないでしょうか?

最後に……

女々は間違いなく私の継母。異論は認めてもいい。




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