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とらドラ!9巻 雑感

1ヶ月遅れで申し訳ないんですが個人的な各キャラ雑感を。

まだ読んでない方が読むと本当にひどいことになるのでご注意ください。
あと無駄に長いです。







・竜児
良くあるラノベ主人公の例に漏れず鈍感大魔王だったが、8巻ラストから成長したらしく、いろいろなことを把握していく精神的成長が見られました。
しかし過去のしでかした様々なことがあまりにも致命的な展開なのでプラスマイナスゼロというところが個人的な感想です。

若いながらも自分の置かれている状況を把握して、例えば母親のバイト先での行動などは評価できることだと思います。

今回の衝撃のラストでの台詞ですが、これは衝動的に出たものではなく、いままでずっと溜め込んで溜め込んで、漏れてしまったものだと思います。だから初めて泰子を「お母さん」と呼んだわけであり、泣けます…
主人公補正の有無については子一時間議論の余地ありですが、ありのままに若い気持ちで今後の壁を乗り越えてほしいですね。


解りやすいように8巻から9巻にかけての心情フローチャートをば。


実乃梨に告白を無かった事にされても諦めきれない気持ちを抱える

実乃梨に自分を受け入れるつもりが無い事を悟る

遭難事件が起きて2つの心情を抱える。
「仮に大河を失う事を想像したとき自分が感じた恐怖」
「大河の本当の気持ちを偶然に知ってしまいそれを抱え込むストレス」
THE 板  ば  さ  み

実乃梨の気持ちと標(しるべ)を得ることにより正面から向き合う

実乃梨への恋との決別そして大河の気持ちを受け入れる。
それにより
「大河を絶対に離さない、最大の幸せを見つけることを決意する」



ここで今回の個人的ベスト台詞

高須竜児
「そしてたったひとつ、輝くような喜びを輝くような喜びを――どんな形であろうと、どんなものであろうと、ひたすらに喜びを手渡したかった」



これこそが成長した人間のはく台詞です。この台詞自体の輝きがすごい。
「踏み出した」っていうか。




・大河
ヒロイン。
彼女はヒロインであるといわざるを得ないです。
何がすごいってあの状況で竜児と会えるってことがすごい。

…どうしよう、あまり言うことがあまりありません汗。

心情の変化をここでもフローチャート
とらドラ!という物語の土台の流れから自分、あるいは自分達の恋が成立すると、竜児との関係が壊れてしまうことを理解していた大河(ここ重要)
そして7巻でついに自分の心と向き合い、核心に気付くわけです。
そんな中、

自分が本当に好きなのは竜児だと気付く

実乃梨という親友が竜児の恋の相手だという状況。
さらには自分の今までの行動や、依存という名の毒を考慮し気持ちを隠すことに。
(これは大好きな竜児のためにしたという点で重要)

正月は失恋大明神と化した北村へ失恋祈願をする。
(ここで自分の恋の相手だった北村を頼っている点は興味深いし、複雑な心が伺えて悲しい。)

遭難事件勃発。北村に助けてもらったと勘違いする。
(が、特に北村を意識していたという描写が無いのが重要。)

その後に母親に会っています。ここでは壮絶なストレスに晒されたのだということが言動から伺えます。
(母親に関しては後述)

竜児に気持ちがバレてしまったことがメインメンバーに広がり、きもちがいっぱいいっぱいになって逃走

逃げてる途中、実乃梨(竜児も一緒にいた事に留意する)に追いかけられながらのことを聞き、不安定だった気持ちがさらに揺れ動く。

そして再びの竜児への邂逅。思いを伝えることを決意する。

母  親  登  場

今回の個人的ベスト台詞…読んだ人だったら解ると思うんですがノーウェイトでこれになるかと笑

逢坂大河
「……ちゃんと捕まえて。お願い」



あえて言います。萌え殺す気ですかと汗




・大河母
先にこの人を考察。
あの夫にしてこの妻ありってことですかね。
重要な台詞が登場してます。

「逢坂から聞きました」



ってことは竜児のことは大河父からいろいろと聞いていたって事で、

大河との親子のコミュニケーションはほぼ無かったってこと。

そもそも親権というものはどう考えたって母親が有利になっているのに父親側に大河がいたってことでどれだけ母親として危険だったのかが想像できます。
妊娠中のようですが、大河の毛嫌いした子供が他にいるのか、お腹にいるのかはまだ定かではありません。
仮に大河を引き取ることも、大河父への復讐や憎しみからの行動だとしたら本当にどうしようもないのでは…
次巻での活躍が期待されます。




・竜児母、高須泰子、魅羅乃ちゃん、そして「やっちゃん」
ここはあえて複数表記にさせていただきたい。
病名が明かされないとか過去の入院話とか、竜児に医者になれと薦めるとか……世に言う「母の死亡フラグ」しか立ててませんよね汗?

ここであることに気付いたのですが…。
竜児は

バイトしてお金をためてから、あらためて大学などの進路を選択する」という「妥協が存在しながらもちゃんとした設計

を提示しているのにもかかわらず、それでいてまったく息子を相手にしない母親として存在していることに違和感を感じなかったでしょうか?
それがもし仮に伏線だとしたら、

……本当に残された時間が少ないことにならないだろうか汗?

というのも割と私の好みから出た妄想から生まれた考察なんですけれども笑
父親が死んだように扱われており、その持ち物を「遺品」といったりしているのにもかかわらず、
電撃BUNKOYOMIの読みきりでは竜児の生死に関する質問をはぐらかしたりと、今後の父親フラグも気になるところではあります。
あと重要なのは…超能力の伏線が回収されたところです笑 こういうところがぬかりがないですね笑

今後は大河の母親との対比なども興味深くなっていきます。 目が離せませんね。




・亜美
まだBKTと呼んでも良い人。
あの下駄箱から公園までの竜児との会話のシーンで鳥肌が立ったファンも多いはず。
全編通して基本的には損な役回りであり、しかもそれに対して対抗する意欲を周りの大切な人たちによって奪われてしまっている、そんな状態にあります。
私はとらドラ!という作品に関しては彼女が一番お気に入りなのですが…だからといってこのまま終わるはずが無いのは確信できるところでもあります。
もっとも9巻で浮き彫りにされたのは『嫉妬』のことです。
彼女は8巻後半から、大河と実乃梨に対する明確な嫉妬の情をあらわしています。それは鈍感である(とされる)竜児にも感じ取れるまでに膨らんでしまっています。
とらドラ!と言う作品はこの点が非常に面白く仕掛けられており、メインの5人では明確な(萌えに直結しない)嫉妬というのは亜美だけが引き受けてるような状態になっているのです。

そして…現時点で彼女を救えるのは彼女自身とライバルであり、大切な人でもある『彼女』だけ。
活躍の場はすぐ訪れると思っています。


今回の個人的ベスト台詞…迷ったけどやっぱこれですね!

川嶋亜美
「――寂しくて寂しくて寂しくて、寂しくて。本当に、寂しくて、仕方がないよ」




絶対救ってくれよ誰か…




・実乃梨
もうみのりんと呼びにくい彼女です><
ブログや2chで
「みのりんってよくわからねー。竜児のこと好きなんだべ?両思いじゃん。何でフるの?」
って意見を述べている方をよく見かけますが、個人的にはもう少し読みこんでみてほしいところです。
そうすれば少なくとも自分なり答えは見つかるのではないかなと思います。これだけ考察しても、正解なんてものは竹宮ゆゆこ先生のみぞ知るわけなのですが笑

彼女に関することはすこし考える必要があります。
四苦八苦の末、まとまったので、私の個人的な見解でよければ紹介させていただきます。

まず押さえてほしい点は、

彼女の人生の幸せには「大河という人間の幸せ」というものが必要不可欠だという点。 です。

単純に竜児と天秤にかけているわけでは当然ないのですが。

あのメイン全員が集まった教室でのシーン。 メイン全員が集まっている以上、今回でももっとも大きな見せ場であり、クライマックスでもあります。
大河が竜児が実は例のことを聞いてしまったと知って急いで飛び出した後、実乃梨は竜児に問います。

櫛枝実乃梨
「……高須くん。私は大河を追うよ。まだ話は終わっちゃいないからね。君はどうする」



と。

その前に、廊下の窓際で竜児に語った『決める』ということ。
また、その台詞を吐く直前に竜児の両目を静かに見返していたという描写。

もし仮に(これは本当に賛否両論分かれるところなんですが)仮に実乃梨も『決める』ために進む方向を定めるきっかけがほしかったり、背中を押してほしかったとしたらどうでしょうか?

問いかけに対して竜児は答え、結果『決めた』


高須竜児
「俺は、」

「なにがあっても大河から離れない。だから……」

「……追いかける!」



その台詞を聞いて、実乃梨は一度大きく息を吸い、グッと腹にため、気合をいれ…

…後の展開は流れるように過ぎていきます。
なぜその台詞を教室を飛び出そうとした自分を止めてまで竜児に言ったのか。言わなければ成らなかったのか。
そこを考えることによって彼女の心が少し見えてくるような気がします。
ここまでひっぱといてあれなのですが、この点は明言を避けさせていただきます。


そういえばその後の、『永遠の誓い』よりも前に『ジャイアントさらば』をしていますね。

結婚でも、永遠を誓う前に「キス」をします。

ジャイアントさらばは過去の自分自身と竜児への思いへ対してであり、また、自分の夢や好きだったことへの告白を通した後竜児と永遠の誓いをするわけですが、やはり順番は『間接キス』→『誓い』である点が女性の作家っぽい感性で感動しました。

いやいやおみそれです!

まとめフローチャート
竜児を好きになった自分に気付く

が、 夢のためと大河のために竜児の告白を無かった事にする

大河への遠慮をしていたのは自分の傲慢だったと気付く。
それにより竜児と真正面から向き合うことになった。

計り知れないほど悩んだ末、2点を理由に竜児とジャアントさらば、そして永遠を誓う
「夢を追うため」「竜児の気持ちが大河に向かっている事を理解したため」

不 滅 の 友 情 が 完 成 す る 

名(迷)台詞が多すぎてベスト台詞選べません…><




・北村
あまり見せ場が無い… 次に期待したいところだが、 亜美以上に把握していそうで不気味な存在である。




・全体通して

読者に消せない傷跡を残したのはまず間違いありませんね笑

いろいろな伏線が回収され、新たな伏線がばらまかれました。
本当にどの伏線をみても目が離せないレベルにまとまっています。

実乃梨まわりのことがひと段落ついたので、すこし戸惑う読者も少なからずでるでしょうね。

9巻では、
窓際で実乃梨

教室で大河(ゆり先生の見せ場)

下駄箱で亜美

というコンボが見事に対比的に描かれていたことに気付いたでしょうか。
この流れは完全に練られていると思います。かなり踊らされました。


もうたけなわな文になってきたのでこの辺で。
またなにかありましたら追加するかもしれないです。 結構疲れました。


ご意見ご感想お待ちしています。

こうしてみると、とらドラ!じゃなくてますます昼ドラ!化してきましたね…


とらドラ!の原作関連をまとめてリンクしておくので気軽にご利用ください↓




長文失礼しました。

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